令和5年12月14日(木)すがまプラザ交流センターで「女性から見たまちづくり研究会」の報告会が行われました。
報告会には「女性から見たまちづくり研究会」の皆様と須釡村長、丹内副村長、岡崎教育長のほか役場職員が出席し意見を交わしました。
女性から見たまちづくり研究会とは
女性から見たまちづくり研究会の概要
玉川村では、さらに住みやすい地域にするため多くの人たちからのまちづくりの提案を求めています。
そこで、女性ならではの視点で、身近な地域の課題を解決するため、「女性から見たまちづくり研究会」が設立されました。
女性から見たまちづくり研究会活動内容
月に1回程度、女性ならではの視点で、日常の問題点や日頃の悩み、子育て支援等について話し合い、玉川村に対する施策提言等を行っています。
子供用品のリユース事業として不要になった子供用品や、使わなくなったおもちゃ、その他の用品などをリユースいただけるように取り組んでいます。
女性から見たまちづくり研究会報告会の様子
報告会では、須釡村長、丹内副村長、岡崎教育長を前に会員の皆さんが一人ずつ意見を述べていました。
女性から見たまちづくり研究会報告会であがった議題
今回の報告会で上がった議題は以下の通りでした。
高校生の通学支援について
高校生になると村外への通学が不可避になり公共交通機関の利用による出費や自宅や学校の立地によっては送迎などの保護者の負担が大きい。そのため、通学費補助制度を設けることはできないか?
村内向けの情報発信について
地区行事等の開催情報が不明で、玉川村の魅力が発信しきれていない。
広報たまかわが配布されない世帯への情報周知と、公式LINEを活用した情報発信を活発に行ってほしい。
女性の起業・創業支援/女性及び若年者雇用の企業への優遇措置について
ほか周辺地域の起業支援と比べると玉川村の支援はまだ薄い。他自治体を参考にすべき。
移住検討中の方にとって玉川村は就職先が少ない。就職先の支援と住宅補助などの支援が必要である。
村民の意見収集経路について(民の声が届きやすい仕組みづくり)
人口増加の施策だけではなく、人口減少に直面した際の施策を持っておくべき。
村内の協議会や委員会の活動の周知及びそれらの団体の責任者など、各組織の見える化が必要である。
新しい世代が住みたいと思うまちづくりのために提案したいこと
婦人消防団と交通安全母の会の二つの団体は形骸化してしまっていながらも、昔からあるからと継続されている。このような存在意義や責任者が不明の団体を見直し、必要であれば解体し、時代が求める組織に再編すべきである。
イベントに合わせた臨時バス運行の提案
村内イベント・お祭りをさらに活性化させるため特設の交通網などを設置すべき。
村内の理容室・美容室の2次利用について
村内の理容店・美容室を「子育て世代のコミュニティ」として2次利用すべきである。
ふるさと館・須釡公民館を利用した多世代交流の場がほしい
ふるさと館や須釡公民館、空き家などを利用して「多世代交流の場」を作るべきである。
女性から見たまちづくり研究会報告会の議題を受けて
いただいたご意見は関係各課へ共有し、対応できるものから対応・検討していく予定です。
【まとめ】玉川村女性から見たまちづくり研究会報告会がすがまプラザ交流センターで行われました
「女性から見たまちづくり研究会」の報告会に初めて出席させていただきましたが、会員の皆様の熱量や玉川村に対する愛着を肌で感じることができました。
玉川村をより良くするためにも、女研の皆さんの活動を今後も追っていきたいと思います。
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