玉川村で第3回玉川産米食味コンクールが行わました@すがまプラザ交流センター

お知らせ

令和5年11月18日(土)すがまプラザ交流センターで第3回玉川村産米食味コンクールが行われました。

食味コンクールは、玉川村で生産されているお米を審査・評価することにより、食味や栽培技術等のレベルを客観的に把握し、生産者の生産意欲向上につなげることを目的として開催されています。

第3回目になる今回の様子をレポートしていきます。

第3回玉川村産米食味コンクール概要

  • 応募資格:玉川村村内の水稲栽培農家
  • 応募方法:玄米1㎏をビニール袋に入れ提出
  • 応募品種:コシヒカリ、ひとめぼれ、天のつぶ※いずれも令和5年産に限定
  • 応募期間:令和5年10月2日(月)~令和5年10月31日(火)まで※応募点数は1人1点
  • 審査:1次審査は㈱静岡製機製の食味分析器による審査を行い、上位5名が2次審査へ進む。2次審査は食味鑑定士による官能検査。
  • 表彰:金賞1点、優秀賞4点

審査員長に米・食味鑑定士 芦垣 裕 様をお迎えして2次審査を行いました。

第3回玉川村産米食味コンクール ノミネート者

出品総数23点のうち、上位5名に残った方々です。

  • 車田 正喜さん(コシヒカリ)
  • 小針 金智さん(コシヒカリ)
  • 鈴木 義一さん(コシヒカリ)
  • 小林 和巳さん(コシヒカリ)
  • 石井 清信さん(コシヒカリ)

第3回玉川産米食味コンクール出品総数及び内訳は以下の通りです。

地区出品数品種
川辺3コシヒカリ
小高3コシヒカリ
1コシヒカリ
岩法寺1コシヒカリ
竜崎5コシヒカリ
南須釜5コシヒカリ
北須釡4コシヒカリ
山小屋1ひとめぼれ
「第3回玉川産米食味コンクール」出品総数及び内訳

第3回玉川産米食味コンクールの様子

玉川村地域の恵み対策協議会長 須釡泰一氏による主催者の挨拶にはじまり、さっそく官能審査が行われました。

官能審査では品種に適切なとう精(搗精)をほどこし、同じ炊飯条件で炊飯した(洗米回数・浸水時間・水・炊飯器・むらし 等)ノミネート米を審査員が外観・香り・味・粘り・硬さ・つや・食感・あまみ 等を比べて審査します。

米・食味鑑定士の皆様による厳正な審査が始まりました。皆様口へ運ぶ前に、外観やつやをじっくりチェックします。

審査員長の芦垣 裕 様は横浜生まれ。現在も横浜で3代続く米屋を営みながら、米・食味鑑定士のほか、水田環境鑑定士・調理炊飯鑑定士・おこめアドバイザーなどの資格を持つ米のエキスパートです。

玉川村の食味コンクール審査員長のほか、全国・米食味分析鑑定コンクール国際大会・栃木県産食味鑑定コンクール・天栄米コンクールなど全国のコンクールで審査員を務めていらっしゃいます。

【米・食味鑑定士の皆様】芦垣 裕 様、柏木 智帆 様、佐藤 守利 様、杉山 修一 様(50音順)

第3回玉川産米食味コンクールの結果

官能審査を終えて投票を行った結果、車田 正喜さんのコシヒカリが金賞に選ばれました。

審査員長芦垣氏による講評では、今年は全体的に米のレベルが高く感じられ、5点から1つを決めるのが難しかったです。気候に影響を受けやすい水稲栽培ですが、引き続き玉川村で米づくりに励んでいただきたいです。などと話してくださいました。

第3回玉川産米食味コンクールの裏側

審査員の皆様が食べていたお米は、玉川村健康福祉課栄養士 圓谷さん、玉川村食生活改善推進員の皆様が炊飯してくださいました。

【まとめ】玉川村で第3回玉川産米食味コンクールが行わました@すがまプラザ交流センター

第3回玉川産米食味コンクールに参加してきました。応募総数23点の上位5点のお米は、それぞれ香りや食感などに特徴がありどれも美味しく感じました。

食味コンクールで玉川村の米のレベルや品質を客観的に把握することで、村外の方へ玉川村の米のおいしさを伝える際にもそのレベルを言語化できて、よりアピールしていくことができるようになるのではないかと感じました。

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