玉川村で露地キュウリを栽培する円谷俊一氏の「青年等就農計画認定書」交付式が行われました

お知らせ

令和6年2月8日、青年等就農計画認定書交付式が役場村長室で行われ、須釡村長から円谷俊一氏(南須釜)へ認定書が手渡されました。

青年等就農計画認定とは

「青年等就農計画認定」の認可を受けることで「認定新規就農者」となり、「認定新規就農者制度」を利用することができるようになります。

「認定新規就農者制度」は農業を新規に営む認定新規就農者に対して、市町村、都道府県等関係機関が支援施策を講じる制度です。

※円谷氏は「認定新規就農者制度」の条件には該当せず、制度の利用はできませんが「認定新規就農者」になることで、今後利用が期待できる制度や支援を見据えて認可に至りました。

円谷俊一氏が栽培する露地キュウリとは

露地キュウリとは、露地栽培で育てられたキュウリを指します。

露地栽培とはハウスなどの施設を使わず、屋外の畑で栽培する方法です。

露地栽培はその野菜が本来育つ時期に合わせて栽培するため、より自然な旬の野菜の旨味などを味わうことができます。

円谷氏は母の怪我をきっかけに、それまで勤めていた航空給油の会社を辞めて、令和4年に地元へ戻り親元で就農し、露地キュウリの栽培を始めました。

円谷俊一氏の挑戦

専業農家として本格始動した令和5年は、「いかに低コストで収量と生産効率を上げられるか」をテーマに環境整備や自動化に力を入れ、面積を3倍に増やして露地キュウリの栽培研究を行いました。

その研究意欲は衰えず、有機栽培と養液土耕栽培の利点を組み合わせた栽培方法の研究や作業効率化の模索など、自身の栽培方法の確立を目指して日々考えを巡らせているそうです。

【まとめ】玉川村で露地キュウリを栽培する円谷俊一氏の「青年等就農計画認定書」交付式が行われました

第一次産業に就業している人の割合は減少傾向にあり、就業者の高齢化や後継者不足が課題として挙げられています。その中で、円谷氏の農業との向き合い方は革新的であると感じました。

また、つらく大変な仕事という「農業」のイメージから植物を育てる「園芸」としての面白さや、やりがいを見つけることができる円谷氏のような「新規就農者」の存在は貴重であると思いました。

農業の魅力を体現してくださる円谷氏の活躍が多くの人々の目に触れることで、「新規就農者」の増加や農業の新たな可能性が見つかるかもしれないという希望も生まれました。

引き続き、取材させていただきたいと思います。

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