118号線沿い、玉川村小高地区にある「湯沢菓子店」は50年以上続く老舗の菓子店です。クッキーが絶品で玉川村内には隠れファンも多く、知る人ぞ知る人気のお店です。
今回は、普段店頭には並ばない「幻のケーキ」がめちゃめちゃおいしいという噂を聞きつけて買いに行ってみました！
湯沢菓子店さんに行ってみた
湯沢菓子店さんは店主の湯沢さんがお一人で、菓子作りと販売どちらも担う玉川村のアットホームな菓子店です。
お一人で営業されているので仕入れや配達でお店を空けることもあり、営業時間・定休日ともに不定です。
私はお店が営業しているかをカーテンが開いているかで判断しています！
湯沢菓子店さんに専用の駐車場はなく、店前か泉郷駅周辺に駐車するとよいでしょう。
以前、店前に停めたら歩道から抜け出せなくなったので、運転技術に自信のない方は泉郷駅前に駐車するのをお勧めします…（ただし、駅利用者も多いため長時間の駐車はお控えください）
ということで、さっそく店内に入ってみます！
店頭にはショーケースがあり、上には焼き菓子が並べられています。
この日は、バレンタインデーということもあり期間限定のチョコレートも店頭に並んでいました。
この生チョコも熱狂的なファンがいるそうです。試食で1ついただきましたが、チョコが口の中で優しく溶けて甘みもくどくなくとてもおいしかったです！
隠れファン多数！？人気のクッキー
幻のケーキを紹介する前に、湯沢菓子店さんのクッキーを紹介させてください…！
湯沢菓子店さんといったら「クッキー」というほど、その人気は不動のもので店頭にはいつも15種類ほどのクッキーが並んでいます。
市販のクッキーよりやや大判の「アーモンドクッキー」は、サクほろな食感とバターがふわっと香る人気ナンバーワン商品です。
店主の湯沢さん曰く、素材の味を最大限に活かすために、材料を複雑にしないことがポイントだそうです。
また、修業時代に小ぶりなクッキーを量産していたのを経験して、贅沢な「1枚」の追求と効率的な作業のために、現在の大判のクッキーにたどり着いたそうです。
どのクッキーもおいしくて、箱で注文する際はおまかせで詰めてもらうのもいいですが、お気に入りのクッキーだけ詰め込んだ贅沢な箱を作るのもまた良いです！
ちなみに、私が湯沢菓子店さんのクッキーを初めて食べたのは、ピアノの先生のおうちでした。
パッケージがシンプルな為、どこのお店のクッキーなのか分からず、先生に「どこのクッキーですか！？」と聞いたのを覚えています…
それくらい記憶に残るクッキーなのです…ぜひ1度食べてもらいたいです。
私のおすすめはグラノーラのクッキーです。
アーモンドクッキーよりも、やや甘さ控えに感じられ食べ応えもあって大好きです。この日は残念ながら店頭にありませんでした。
そして、今回の取材で出会ってしまったのが「エンガディナー」です。
パイ生地の間にキャラメルとナッツがたっぷり入ってめちゃめちゃ美味しくて、思わず家族全員に切り分けて食べさせてしまいました。
キャラメルが溶けやすいので冬季限定だとか！
バターの香りとキャラメルの甘み、ナッツの食感が程よく、焼き菓子とケーキの中間のような「あぁ、私は今、すごく甘くておいしいお菓子を食べている！」と実感できる一品でした（語彙力が追いつきません）
湯沢菓子店さんのクッキーはどれも幸せな気持ちにしてくれるので、ぜひ一度食べてみてください！
と、クッキーを激押ししてしまいましたが、いよいよ本題の「幻のケーキ」を紹介していきたいと思います。
湯沢菓子店の「幻のケーキ」
ということで、恥ずかしながらクッキーの存在しか知らなかった私ですが「湯沢菓子店さんのケーキがめちゃめちゃ美味しい」という噂を聞きつけてさっそく予約をしてみました。
ケーキの注文は基本的に事前に予約が必要です。最低でも3日前には電話か直接予約をお願いします。土日を挟む場合は1週間前の注文がありがたいそうです。
ちなみに、クリスマスシーズンは予約が増えるそうなのでお早めの予約をおすすめします。
ということで、今回注文したのは「生クリームケーキ」の5号です！！！どどーん！！！
湯沢菓子店さんのケーキは「生クリームケーキ」と「チョコケーキ」の2種類で、5号サイズからとなっています。
生クリームやスポンジはすべて手作りで、おいしいケーキにするために材料は一つ一つ仕入れの段階からこだわっています。そのため、受注発注の注文のみになってしまうそうです。
湯沢菓子店さんでは、1口食べて「甘い」と感じるケーキではなく、1ピース食べて「もう少し食べたい」と思うようなケーキづくりを心がけているそうです。
たしかに、1口食べた印象は「ほんのりあまい」でした。
しかし、淡白なわけではなく2口目3口目と進むごとに、優しいあまみが口の中に広がっていき、1ピース食べても「もう少し食べたい」という感覚になりました。
さらに、苺は地元産にこだわっていて、ヘタのぎりぎりのところまで赤い、完熟の苺をケーキの発注を受けてから仕入れているそうです。
そのため、苺の時期が過ぎるとケーキの注文は受け付けていないそうです。
中は3層のスポンジの間に、苺や桃などのフルーツがたくさん入っています。そのおかげで、フレッシュさも増して1ピースは本当にぺろりと食べることができます。
今回、チョコプレートなしで注文しましたが、普段はお誕生日用でのせてもらえるので注文時にお伝えください。
生クリームが苦手、甘すぎるのが苦手、という方もおいしく食べられるケーキだと思います！ぜひ誕生日が近い方は一度ご賞味あれ！
チョコレートケーキのこだわりも聞いてしまったので、気になっています…今度、買って食べてみたいと思います！！！
湯沢菓子店店舗概要
- 住所：〒963-6312 福島県石川郡玉川村小高中村前６４−１
- 電話番号：0247-57-2133
- 営業時間：不定
- 定休日：不定休
店主の湯沢さんがお一人で営業しており仕入れや配達の時はお店を閉めている場合もあります。日中14時～15時は避けて、午前中か夕方頃を狙ってみてください。
駐車場は店前か泉郷駅周辺の利用がおすすめです。
【まとめ】玉川村の湯沢菓子店で幻のケーキを食べてみた！焼き菓子も絶品でスイーツギフトにピッタリ
ということで、今回は念願の湯沢菓子店さんの「幻のケーキ」をいただきました。
お隣の須賀川市からも車で15分ほど、石川町からも15分ほどなので周辺地域にお住いの方もぜひのぞいてみてください！
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