令和6年3月27日(水)、玉川村役場村長室にて「農業経営改善計画認定書交付式」が行われ、須釡村長から石森春男氏(山小屋)へ認定書が手渡されました。
農業経営改善計画認定書とは?
「農業経営改善計画認定書」とは、市町村から農業経営改善計画の認定を受けたことを示すものです。
この認定を受けることで、農家は農業経営の改善や効率化を図るための支援を受けることができます。
また、認定を受けた農家は信頼性が高まり、取引先や消費者からの評価も向上する傾向にあります。農業の持続的な発展に向けて、農業経営改善計画認定書は重要な役割を果たしています。
市町村等による農業経営改善計画の認定を受けるための要件は次のとおりです。
- 計画が市町村基本構想に照らして適切なものであること
- 計画が農用地の効率的かつ総合的な利用を図るために適切なものであること
- 計画の達成される見込が確実であること
また、認定を受けようとする農業者は、市町村等に次のような内容を記載した「農業経営改善計画書」を提出する必要があります。
- 経営規模の拡大に関する目標(作付面積、飼養頭数、作業受託面積)
- 生産方式の合理化の目標(機械・施設の導入、ほ場の連担化、新技術の導入など)
- 経営管理の合理化の目標(複式簿記での記帳など)
- 農業従事の様態等に関する改善の目標(休日制の導入など)
農業経営改善計画認定書の交付を受けた石森春男氏
石森春男氏が提出した「農業経営改善計画書」には、山小屋地区の圃場が点在していることに着目した機械の共同利用化の推進や共同防除の実施計画、遊休農地解消に向けた取り組み、特産品の開発などが盛り込まれています。
石森氏は「山小屋地区のみならず、村全体の農業振興を促進させる方法を模索しながら農業に取り組んでいきたい」と語っていました。
【まとめ】農業経営改善計画認定書交付式が行われました
石森春男氏は、2007(平成19)年の村長選で初当選以降、4期にわたり玉川村を導いてきました。
その手腕やリーダーシップは今、玉川村が直面する農業課題の解決に大いに期待されています。
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